熊谷朝臣の備忘録

自分のための備忘録です。時に告知板だったり、時に(誰も聞いてくれなかった)自慢話したりします。

面白い絵

ウチの研究室の学生部屋のドアに面白い絵が貼ってありました。

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こんな絵を貼るようなセンスの持ち主は、ウチの研究室には一人しかいませんね。

学位をそろそろ取りそうな人・取り終わった人には覚えがあるでしょう。

頑張りましょう。

ついでに、Gabyとの思い出

続いて、こんなことも思い出しました。

Gaby(Gabriel Katul先生)との思い出です。一緒に金閣寺行ったわけですが、後ろからこっそり写真撮られてたわけです。こんな感じで。

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で、Gaby、これを世界中の仲間たちにメールしました。曰く、

「Tomoは、新しい研究室をどのビルに置くべきか考えていたんだけど、ようやく決めたらしい。」

・・・あまり返事が返って来なかったみたいだけど、これが冗談だって通じたんだろうか?

Ram先生との思い出―その2

Ram先生との会話の中で、印象に残ってることがあります。

何かの会話の流れの中で、誰かが、

「親は誰しも、子供の幸せ(happiness)を願うものだ。」

と言いました。それに対して、Ram先生、

「親が願うのは子供の成功(success)だ、幸せ(happiness)じゃない。幸せを願ってるのだとしたら、好きなだけテレビゲームをさせれば良いし、好きなだけお菓子を食べさせれば良い。それで、子供はhappyだって感じるだろ。」

と。まともな親なら、テレビゲームのさせ過ぎもお菓子を好きなだけ食べさせることも子供のためにならないことは分かってる。だから、今のhappinessを我慢させて未来のhappinessーそれを成功(success)と呼ぶーを願うんだ。

「うまいこと言うなぁ。」と僕。で、

「親が自分の子供の今の幸せでなく未来の幸せを願うって、すごく進化生物学的だよね。自分の遺伝子を未来へと繋いでいこうってしてんだから。」

なんか、夢の無い話で終わってしまいました。

Ram Oren先生とのこと

長いことブログが更新されてない、と、最近指摘を複数受けたので、更新してみました。思い出すこともあったので。

Ram Oren先生がウチの研究室に滞在して帰国して、ちょうど1年くらいですね。あぁ、あれからもう1年たったのか、と。

Ram先生、九州大学で講演することになって、一緒に福岡に行きました。で、講演3時間ほど前かな、まだ、時間があるので九大福岡演習林の近くの神社、伊野皇大神宮(実は、僕、そこで結婚式しました)に行きました。そこには、すごく立派なスギ(千年スギと言うに相応しい)があって、見せたかったのです。

スギを見終わったあと、僕がこんなこと言いました。

「この神社の裏山もスギ林と広葉樹林コントラストが美しい森林です。頂上まで10分ほどで行けるから、登ってみますか?」

で、Ram先生、是非登りたいということに。

登ってる途中雨が降り始めるは、そもそも10分で登るなんて無理だし(僕の勘違い、てへ)、下山では道、間違えるし、総行程、2時間かかってしまったぁ。下は、その山(遠見岳と言います)頂上での写真。Ram先生、疲労困憊ですね。

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で、講演会場に着いたのは、講演10分前。僕ら、もちろんRam先生も、汗だく・泥だらけです。

・・・なんとか時間通りに講演が始まりました。そして、講演の冒頭

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「みんな、Tomoは嘘つきだ。ここに来る前、10分で登れるからっていうんで山に登った。そしたら、登って下りるのに結局2時間だ。Tomoは嘘つきだ。彼を信用するな。彼は嘘つきだ。

だって。とても、講演の冒頭の言葉とは思えませんが、いやぁ、ホント申し訳なかったです。でも、今となっては、良い(か?)思い出で、Ram先生とのメールのやり取りで、いまだにこの話題が出るのです。

近況

 だいぶ更新してませんでしたが、最近、色んなことがありました。例えば、手術したり、入院したり。

 で、まあ、既に退院して半月ほど経ちますが、退院して家に帰ったら、こんなのが貼ってありました。

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うん、まあ、嬉しかったんでここで紹介させてもらう次第であります。

 

 退院後、家で女房とテレビ見てたら、三代目J Soul Brothersが出てまして、

僕 : また、このくらい踊れるように復活しなきゃな。

女房:手術前も、こんな風に踊れた訳じゃないでしょうが。

なんて会話もありました。

僕 : 小橋健太も藤原善明も大きな手術の後、リングに戻った。俺も、またリングに戻れるよう頑張らねば。

女房:手術前も、リングに上がったことなんてないでしょうが。

なんて会話もありました。

 ま、とにかく、復活すべく日々精進する所存です。

初心を思い出す

 忘れないうちに書き留めときます。自分の研究のやり方を決めたきっかけみたいなものを思い出す機会がありました。

 先日、ある再放送を見てて、戸塚洋二先生が、

どんなに美しい理論が提案されても、観測事実の前には否定される。観測屋は理論屋に、こう言うんです。「その理論は確かに美しい。でも、自然はその理論を採用してませんよ。」と。これが観測屋の醍醐味です。

と言ってました。そうそう、それ、昔(8年前の番組ですね、これ)、やっぱりこの番組で、この言葉を聞いて感銘を受けたんだった。

 で、その昔、日野幹雄先生が言ったことを思い出した。

1000のモデル計算結果が得られても、1つの観測結果が出たら、それは捨て去られなければならない。

 そうなんです、だから、僕は、観測もやるモデル屋(いや違う、モデルもやる観測屋・・・うーん、どっちでもいいや)になろうと。

モデルは確かに強力なツールだけど、「自然がその理論に沿ってる」という保証はない。観測は、その保証と、新しい理論構築のためにやるんだ。どちらが欠けても自然科学の手続き上の問題が生じる。だから、僕は両方やるんだ

この本、読みなさい

 昨日の出来事。

 もはや、僕らの業種で、この本を読んでない/知らない人がいようとは、思ってなかった。っちゅうか、僕の研究室、どうも、ほとんどの人が、この本を知らないらしい。

www.sogensha.co.jp

これから職業研究者になろうと思ってる人はもちろん、もう既に、なれてる人にとっても、研究者・科学者にとって大事なことは全て書かれている本だと思います。

 そういや、この本の内容について、Ramとも語り合いました。Ramも自分の学生に、「まず、この本を読みなさい。」と言ったことがあるそうな。

 そうそう、この本の最後に出てくる”2枚の写真の話”に合わせて、僕は、Ramに、こう言いました。

「僕も、ずっと変わっていないし、これからもずっと変わらない。これからも、ずっと現場で研究をし続ける。」