熊谷朝臣の備忘録

自分のための備忘録です。時に告知板だったり、時に(誰も聞いてくれなかった)自慢話したりします。

長女の理科の宿題

長女(中1)の理科の先生、どういう意図があるのかは、わかりませぬ。が、時々、今授業でやってることをはるかに逸脱した内容のレポート宿題を出してくる。もちろん、提出する・しないは、かなり自由意思に任されているようだけれど。

 最初は、「この空洞のある鉄の塊は、水に浮くか、沈むか?」と「潜水艦が浮上・潜航するメカニズム」だったか。次は「水素結合」、次は「水和」。もちろん、中1の知識でどうなるものではないですね。当然、長女、質問に来る。

 実際、提出する子は少ないし、提出できてもネットで調べたこと丸写しにならざるを得ないようです。・・・が、これは、悔しい。って僕がね。

 「絶対、子供の言葉で、子供が聞いても分かる形で”水素結合”説明してやる。」なんで僕がむきにならなきゃいかんのか、よく分からないけれど、これは僕の戦いだ、後ろを見せるわけには行かぬ(意味不明)。

 結構、うまく説明してやったぜ、ふふふ。長女もちゃんと理解してる様子。まぁ、おかげで、長女、原子の構造とか電子殻とかの知識が身に着いたようで、これはこれで良いのかも、そこから派生する「物質の性質への理解」は計り知れないと思いますもの。

 ・・・次は、「p型・n型半導体」だって。ますます、意図不明だけど、一旦、原子の構造の理解が得られたら、これだって子供の言葉で説明するのは、そんなに難しくない。

 やっぱり、根本を理解してから事を始めるってのは大事だ。科学・研究では特にそうだ。なーんて思えたことは収穫だったかも、ですね。