熊谷朝臣の備忘録

自分のための備忘録です。時に告知板だったり、時に(誰も聞いてくれなかった)自慢話したりします。

書初め

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします

 

さて、ウチでは新年早々に書初めなどやりました。で、次女の作品。

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これは・・・書初めの範疇に入るんですかねぇ・・・。でも、僕的には気に入ったので、ここで紹介させていただきます。確かに女房に似てるし。

ノーベル賞のお話

 中村修二さん、ノーベル賞獲りましたね。それは、おめでとうございます、なんですが、ウチでの話題は、テレビで見たカリフォルニア大学での中村修二さんのスピーチ。女房が子供たちに聞きました。

あの英語、通じてると思う?

で、子供たち、

通じてないと思う。

さらに、続けます。

あ、でも、お父さんの英語、Del先生は完璧に理解してるよね。あんな感じで、普段喋ってる人たちには、聞き取れるのかも。

だと。なるほど、僕の英語って、そういうレベルな訳ね(涙)。

Gabyとの思い出

こんな写真も出てきました。っちゅうか、Gabyが日本に来て間もなく、世界中の仲間たちに送ったメールに添付されていた写真です。Gaby曰く、

 今、日本のTomoの研究室に滞在しています。Tomoのホスピタリティは素晴らしく、Tomoのオフィスのすぐ傍のオフィスを滞在中の居室としてあてがわれました。これが日本での私のオフィスです。

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 ちなみにTomoのオフィスはこの写真のような伝統的日本建築の一室です。この写真は、名古屋大学内にあるTomoの実験林から見たところで、Tomoのオフィスは金の鯱のちょうど真下にあります

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・・・いや、もう無茶苦茶なんですが、恐ろしいことにGabyはメールの中でこれが冗談だってこと一言も言ってません。こういうことについて、欧米人には冗談は通じないようで、多くの人が「すげぇな、Gaby!」と返事してきたようです。

 ある高名なイタリア人教授は、「Tomoの研究室も結構古い建物の中にあるんだなぁ」とだけ返してきたようです。それもそのはず、彼の研究室は、築400年の校舎の中にあるそうです。さすが、イタリア!

Delさんとの思い出

先月までウチの研究室に客員教授で滞在していたDelphis Levia先生(Delさん)ですが、こんな写真が出てきましたので紹介します。

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 お昼ご飯食べに行った先で、塀の上に一杯オブジェが飾ってありました。で、木のオブジェがあったんですが、そこで、Delさん、

これのStem flow測ろうぜ。

と。で、二人で写真撮ろうぜ、ということで上の写真なわけですが、頭の中は常に森林水文学なんですね、あらゆる話題が研究・森林水文学に結び付いていきます。僕も結構徹底してる(あらゆる話題が研究に繋がってしまう)方だと思うんですが、その僕が、「疲れないのかなぁ?」と思ってしまいます。

 まだまだ、僕は修行が足りませぬ。

AsiaFlux Workshop@Philippines行ってきました

タイトルの通り、AsiaFluxで招待講演の依頼を受けまして、喋ってきました、フィリピンで。もう帰国して2週間も経ってるんですけど、要するに、自慢したいわけです。で、何が自慢かと言うと、

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 閉会式で、招待講演者に記念品贈呈があったんですが(僕は、草履・短パン・”Duke”Tシャツ「ふざけてんのか貴様」3点セットですね)、僕の右隣は、あのDennis Baldocchi先生(カリフォルニアバークレー校)、僕の一人おいて左隣は、これまたあのXuhui Lee先生(エール大学)なのですよ。

 僕が学生の頃から散々論文を読み込んできた、と言うか、僕の研究の方向性を決めるのにかなり影響した、あの大先生方ですよ。もう、興奮そして自慢しかないでしょ。はっきり言って、フィリピンには、この先生方に会いに行ったようなものです。お二方とも一杯話しできたし、っちゅうか、すごく僕の研究を褒めてくれたんで、もう、「いつ死んでもよい」ってなもんですよ。

 あ、ウソです、まだ死にたくありません。でも、むちゃくちゃ嬉しかったんで、もう、このフィリピン行、大満足です。呼んでいただいたAsiaFlux関係者の皆様、特に、三枝さん、ものすごく感謝しています。ありがとうございました。

 しかし、Dennis先生、すごーく優しい人です。大人(たいじん)とは、こういう人のこと言うんだろうなぁと思いました。Gabyに似てると思いました、雰囲気だけでなく、””も。面白いことに、こういう傑物は同じような”形”に収斂していくのでしょうね。そうそう、Dennis先生との会話の中で、一つ心に残ったこと、

どんなに忙しくても、自分の研究能力を落とさないための最低限のトレーニングとして、毎年、ファーストオーサーとして最低2本の論文を書くことを自分の義務として課してるんだ。

あれほどの人でも、決して歩みを止めないのですよ。僕ごときは、もっともっと努力せねば、と思いました。

またまた変形菌

 調子に乗って、変形菌特集(?)第二弾です。

 下の写真、(女房が)ススホコリの仲間の変形体だと言うんですが、何なんでしょう?ポイントとしては、写真中央部の筋っぽいのが変形体っぽい気がするんだそうです(全然意味わからん)。あと、ナメクジが食べてるのも気になるそうです(ホントに意味わからん)。

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 触ってないので、粘り気を確認してないんだそうで、「うーん、残念、まだまだ未熟者だぁ」だそうです(うーん、意味わからん)。翌々日に確認に行ったそうですが、撤去されてたそうです。管理の良い緑地も考えものですね(?)。

 さて、どうお考えでしょう、マニアのみなさん(ってsatoさんだけ?)。