熊谷朝臣の備忘録

自分のための備忘録です。時に告知板だったり、時に(誰も聞いてくれなかった)自慢話したりします。

2016-01-01から1年間の記事一覧

あぁ、また、僕たちのヒーローが逝ってしまった。 www.washingtonpost.com まだ、61歳、早すぎます。残念でなりません。 セラーズさんと言えば、あの、SiB(1)とSiB2です。どれだけ、あの一連の研究に刺激を受けたことか。そして、あの一連の素晴らしい研究も…

「No. oneじゃなくてOnly one」って言葉は嫌い

SMAP、結構好きなんで、これからどうなるのか気になるところです。 ・・・じゃなくて、表題なんですが、 No. oneじゃなくてOnly one って言葉、嫌いなんですよね。結構これ、逃げに使われてるんじゃないかと思って。 いや、別にそんなに深い意味あるわけじゃ…

みなさま、心に留めておきましょう

なんだろね?って題名ですが、僕の周りで一緒に仕事してる(若い)みなさんへのアドバイスです。為末大さんがこんなこと言ってました。 ”完璧”しか選択肢が無い人は、結局、何も成し遂げることのないまま人生を終える。 僕には研究のことしか言えません。な…

「沈黙」が映画になったどー

好きな本を3冊挙げろと言われたら、絶対選びます。そう、遠藤周作の「沈黙」です。 で、なんと、映画化が進んでたんですね。来年1月21日にはロードショーですよ。 chinmoku.jp 監督はマーティン・スコセッシ、彼なら日本の描写も変なことにならないでしょ…

現実逃避

毎年の事ですが、この時期になると、 科研が書けんのや を連呼します。あと、「向いてないのかな、この仕事・・・。」とか。で、つい余計なこと、しちゃったりします。最近出版された本の宣伝したりね。 www.cabi.org チャプターの一つ「熱帯森林水文学」を…

査読結果に対するヒトラー教授の反応

歴史的にヒトラーのやったことからすると、これは不謹慎なことなのですが、パロディとしては、やはり、(研究者から見ると)相当面白いので紹介します。論文書けなくて悩んでる人は、これ見て元気出してください。 www.youtube.com 頑張りましょう(僕もね)…

ローレンツの話で言いたかったこと

前回の話の続きです。何が言いたかったかって言うと、 狭き門より入れ、滅にいたる門は大きく、その路は廣く、之より入る者おほし。(「狭き門」アンドレ・ジイド、の冒頭に登場する聖書の言葉) なのです。もしくは、 王道を歩め。 でしょうか。 僕らの分野…

ローレンツの話:再録

ちょいと思うところあって、昔、日記に書いたこと再録します。 「ゾイデル海の水防とローレンツ」(科学者の自由な楽園、朝永振一郎著、岩波文庫)について思ったことです。 20世紀初め、オランダで水害防止のため、ゾイデル海の入り口にダムを造ることにな…

面白い絵

ウチの研究室の学生部屋のドアに面白い絵が貼ってありました。 こんな絵を貼るようなセンスの持ち主は、ウチの研究室には一人しかいませんね。 学位をそろそろ取りそうな人・取り終わった人には覚えがあるでしょう。 頑張りましょう。

ついでに、Gabyとの思い出

続いて、こんなことも思い出しました。 Gaby(Gabriel Katul先生)との思い出です。一緒に金閣寺行ったわけですが、後ろからこっそり写真撮られてたわけです。こんな感じで。 で、Gaby、これを世界中の仲間たちにメールしました。曰く、 「Tomoは、新しい研…

Ram先生との思い出―その2

Ram先生との会話の中で、印象に残ってることがあります。 何かの会話の流れの中で、誰かが、 「親は誰しも、子供の幸せ(happiness)を願うものだ。」 と言いました。それに対して、Ram先生、 「親が願うのは子供の成功(success)だ、幸せ(happiness)じゃ…

Ram Oren先生とのこと

長いことブログが更新されてない、と、最近指摘を複数受けたので、更新してみました。思い出すこともあったので。 Ram Oren先生がウチの研究室に滞在して帰国して、ちょうど1年くらいですね。あぁ、あれからもう1年たったのか、と。 Ram先生、九州大学で講…

近況

だいぶ更新してませんでしたが、最近、色んなことがありました。例えば、手術したり、入院したり。 で、まあ、既に退院して半月ほど経ちますが、退院して家に帰ったら、こんなのが貼ってありました。 うん、まあ、嬉しかったんでここで紹介させてもらう次第…