熊谷朝臣の備忘録

自分のための備忘録です。時に告知板だったり、時に(誰も聞いてくれなかった)自慢話したりします。

くっだらないことパート2

 前回の続きです。

 お隣さんとは、すごく仲良くやってました。ロシア人のおばあちゃんの作るピロシキ(中身はリンゴ!)は絶品でしたね。今でも口の中に味が残ってる感じです。

 子供たちがホントに仲良かった。ポール(11歳の男の子)とサーシャ(4歳のすっごい可愛い女の子)の兄妹ともに、ウチの子供たちと、よく遊んでました。

 ある日のこと、ウチの子供たちとサーシャが遊んでいました。

(多分)ウチの長女サーシャに向かって、両手を組んで2本の人差し指を立てながら、

「これは、カンチョーと言って、日本で流行ってるんだ。これを、後ろから忍び寄って、相手のお尻の穴めがけて「カンチョーっ!!」って叫びながら刺すんだ。」

と言う。ちょっと離れたところで、ポールは男の子同士で遊んでる。で、長女サーシャ

ポールに試してみなよ。」

とそそのかす。・・・「カンチョーっ!!」サーシャの叫び声、そして、ポール、のけぞりながら「*@#%&&$#!!!」絶叫。そして激怒

 日本の伝統文化がアメリカに伝えられた瞬間なわけですが、この後、ポールサーシャに向かって言った言葉が、

「俺はだ。そしてお前はレディだ。レディには暴力は振るわないんだ。お前が男だったら、絶対ぶん殴ってるところだ。いいか、お前がぶん殴られないのはレディだからだ。いいか、こんなことは二度とするな。・・・」

と、すっごい長い説教が続く。でも、11歳の男の子から「男は女性には優しくあれ」という精神が垣間見られて、微笑ましくも「なんか、良いもんだなぁ」と感心したものでした。